佐賀県嬉野へ向かう国道34号線。山の中に茶畑と、棚田が織りなす風景が印象的な東彼杵町坂本郷。
そこで毎年行われている「坂本浮立」
1660年、佐賀県藤津郡から伝わったのが始まり。
当時大村藩の御用浮立として重用され、1890年には明治天皇の御前で披露した、由緒正しい浮立です。
その歴史ある浮立の特徴は、7つの舞の座浮立と、槍やハサミ箱などを手にし行列を組み、道歩きをする道囃子。
笛は30曲以上、御謳も舞ごとに17あり、坂本浮立独特のものです。
坂本郷全世帯が保存会になり、地域全体でこの由緒ある伝統を守り、そして継承しています。
浮立の構成は配置や舞など当時伝わったまま、現在もなお変わることなく引き継がれているのです。
そして1977年には、県指定無形民俗文化財に指定されました。
変わらないことの素晴らしさ、そして難しさ。
長きにわたって引き継がれているこの伝統を、一度は見に来てください。
(浮立奉納の前に、地元中学生による吹奏楽部の演奏や、長崎国際大学生の沖縄エイサーなども披露されますよ)
日時:2024年10月20日(日) 13:00~
場所:坂本コミュニティセンター(東彼杵町坂本郷)JRバス停「坂本」すぐそば
お問い合わせ:東彼杵町教育委員会 ☏0957-46-0114
場所:坂本コミュニティセンター(東彼杵町坂本郷)JRバス停「坂本」すぐそば
お問い合わせ:東彼杵町教育委員会 ☏0957-46-0114